個人制作11(ホーリーアリナ 制作記)
前回プリントができていなかったパーツを出しました。
しかし、自宅の水洗いレジンでは機械的なエッジのたった物はプリントが少し苦手なようで、綺麗に出来たとしても歪みが発生する可能性が高いです。
サポートの付け方や露光時間を調整すれば上手くいくのかもしれませんが今回は、確実性の高い学校の3Dプリンターform2を使いプリントしました。
サポートをニッパーで慎重に切り離していきますが、それでも千切れて凹みになってしまう部分があるので、エポキシパテを使い補修していきます。
大きなパーツを優先してヤスリがけ、サーフェイサーを吹いて仕上げます
また、マントは上下ともに修正して出力する必要があったので、ついでに淵に赤いラインがあるので塗装がしやすいように筋彫りを入れることにしました。
この作業がデジタル上では一番地味で繊細な作業かもしれません。笑
上のマント部分は実に2759レイヤーで約17時間かけてプリントを行いました。
しっかりスジボリがプリントされています。
また、下マントに付いている骨があるのですが、これを付けたまま出力すると内側の磨きが大変になるとのことで、出力後にエポキシパテを使いこの部分のみアナログ作業で造形しました。
この下マントのパーツ、複製がとても大変そうですが頑張りたいと思います^