個人制作10(ホーリーアリナ 制作記
ある程度分割等も決まったので、全てのパーツを出力してみることにしたのですが、パーツのダボ付けと確認を行っていると、出力の為に厚みを付けたはずのマントのポリゴンが反転していることに気がつきました。
ポリグループ単体を移動させるブラシで作業していた為、表面が裏面に露出していました。
このままでは出力は難しいのでまた作り直します。
次からは最後まで板ポリで作業することにします。
考えながら造っていたつもりでも出力直前になってパーツごとの繋がりが意識出来ていない部分が次々と出てきたので修正、出力までに時間がかかってしまいました。
最後に各パーツにディテールを追加していきます。
サイズがサイズなのでほとんどわからなくなってしまいますが、ある種のこだわりですね。
⬇︎
とりあえずは出せるパーツを出しサフを吹き、
中間の原型出力はこのようになりました。
出力してみてzブラシの画面と印象が大きく違ったのは前髪のパーツでした。
制作の最初の方で顔パーツのみ出力し、確認したことはあったものの髪をつけて確認した事は無かったので、この段階で気付くことになりました。
後光や、下の内蔵のパーツの出力はこの時に間に合わなかったので後日プリントを行います。
台座は瓶にカラフルなお菓子に見立てたカラーのおゆまるを詰め、その上から墨や血が垂れている表現をしようと思います。
展示時は極力暗くして⬇︎写真ような表現ができればよいのですが…(部屋を暗くし積み上げたおゆまるに下からライトアップした物)
ここからは出力品を見て、修正作業に入ります。
まず先生方に指摘頂いたのは、
⚪︎スカートを長くしもう少し厚みを付けて上手く出力できるようにすること、
⚪︎服の袖の左右バランスを整える事、
⚪︎髪の毛がのっぺりとしているので、エッジを立たせること
やはり実際に出力してわかる事は多く、あと作業をどれぐらい急いでやらなければいけないのかが分かりました。