Fujiatorieのブログ

WFに向けて制作するガレージキットの制作過程など、フィギュアに関連することを載せていきます。

ロサンゼルス研修 (2日目

朝食はホテルでバイキングをいただきました。

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美味しい料理ばかりで朝からついつい食べ過ぎてしまいます(笑

2日目最初に向かったのはGnomonというビジュアルエフェクトに特化して教育している学校『GNOMON SCHOOL』に向かいました。

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玄関から作品が置いてあったのですが、コレ、学生さんの作品だそうな‥

学校内

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授業風景
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学校とは思えない内装でテンションが上がりまくりです^

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別の部屋には生徒さんの作品が沢山!

これ全部、生徒さんが学校に入って初めて粘土で作った作品だそうです‥。初めてでこのクオリティはヤバいですね^^;

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様々な作品を手掛けておられるので映画アバターの等身大?のオブジェもありました。

ここでは記念に3Dプリントされた作品を購入しました。

 

凄くディテールが細かく、塗装するのが今から楽しみです。

次にLAで活動されている日本人アーティストKazu Hiroさんの工房にお邪魔しました。

FRP整形の作業等を見学をして、色々な質問に答えていただきました。海外ではどのような形で仕事を引き受け、納品するのか質問をしました。基本的には3Dプリントしたものを手作業で細かく修正、造形していくそうです。

お昼は若者に人気のバーガーショップ『in-n-out burger』でとりました。

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日本のハンバーガーよりお値段はしますが、素材一つひとつの味が良くとても美味しかったです^

この日は更にjorduさんのSchell Studioにお邪魔してデモストレーションをしていただきました。

f:id:Fujiatorie:20191001190301j:imageこれが‥

f:id:Fujiatorie:20191001190417j:imageこうなって‥
f:id:Fujiatorie:20191001190413j:imageこうじゃ!

的な感じで3時間強ほどで制作されました。

なぞった場所が一発で形になっていく様は圧巻で、ついつい見入ってしまいました。ホントに勉強になりました!

jorduさんの工房には他にも沢山の作品が置かれており、

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これらは部屋の一角のほんの一部です。

作り続けてきた人にとってこれぐらいは朝飯前なのかなと思いました。

継続は力!そのものですね。

私も絶えず作品を作り続けていこうと思いました。

3日目に続く‥

ロサンゼルス研修 (1日目

2019年9/10〜9/16日に特殊メイク・造形LAプログラムに参加させていただきましたので、その研修の個人的な振り返りも含めて載せたいと思います。

〜出発当日〜

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関西国際空港からロサンゼルス迄のフライト時間は約12時間にもなります。

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到着してまず向かったのは映画監督、造形作家をしておられるSpectral Motionの片桐さんという方の元へ行き、その工房で海外のトップアーティストさん達の造形する様子や、完成作品の数々を見学させていただきました。動物の動きを模したロボットもあり、本場の作業現場を実際に見れて感動と製作意欲を掻き立たせられました。ここでの撮影は基本NGでしたので載せられませんが、記念にTシャツを購入しました。

この日はLAに到着した時には午後を過ぎていたので、ホテルにチェックインして

ホテル付近にあるモールで夕食をとり初日を終えました。

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明日からの研修に備えて長時間のフライトでの疲れを癒します。

2日目に続く…

新世代造形大賞 制作3

ニコイチ課題のほうでも書きましたがノートパソコンのデータが飛んでしまった為、竜の上に乗る少女のデータが無くなり、今回はのこり時間の事も考え、竜単体で作品を完成させる事にしました。

ここから全然記録が取れておらず

準完成時(イメージカラー)の写真4面になります。

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ここから本番の塗りにしていきます。

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アクリルガッシュのみで塗装を行いました。

影になる部分には紫を積極的に使っていきます。

頭部には他の動物の頭骨を被っており、ネクロマンシーのような印象にしました。

角や、爪など艶を出したい場所にはジェルメディウムG1を使いました。

木もただ、木の色を塗るのではなく紫や灰色を使い全体が幻想的な仕上がりになりました。

最後に鉄道模型などに使われるフォーリッジクラスターや藻を敷き、仕上げです。

完成品の撮影の際には森の中ということで、木漏れ日をカラーシートを使い、照明の色を変えることで表現しました。

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ガレージキット制作1-1:マリーローズ

今回は DOA(デットオアアライブ)のキャラクターよりマリーローズのガレージキットを組んでいきたいと思います。

まずはパーツですが、52パーツと少々数の多いキットとなっております。

まずは仮組みを行う為に軸打ちを各部位に行い組み立てました。

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今回バリ処理をする際、不手際でバリのあった部分以外にも結構なヤスリ傷を付けてしまいました。
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写真ではそこまで分からないですが、

ガサガサになっています。

そこでガイアノーツの肌色サーフェイサーを筆でぬり、軽くヤスリがけした後にもう一度サーフェイサーを吹くことで、ほとんど目立たない状態まで治すことが出来ました。
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今回は修復に時間がかかってしまったのでここまでとなります。

同じことにならない対策を考えなければ、、

ガレージキット制作2-1:悪魔少女篠崎さん

今回は小抹香keさんのガレージキット 悪魔少女篠崎さんを組んでいきたいと思います。

パーツは本体30+台座6パーツの計36点構成キットです。

仮組み出来る部分は合わせて、歪みなどを確認しましたが、全てを付けた状態では自立が困難そうだったのでここではしませんでした。

次にパーツのバリ処理を行います。

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翼パーツは型ズレが大きく、もう片方の翼の造形を見ながら形を直していきました。
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服のしわのディテールを無くさないように気をつけながらヤスリがけを進めます。
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肌パーツは今回、静脈表現(クリアカラーで塗る肌色の下に色鉛筆で血管を描く表現)にもチャレンジしたかったので、サフレス塗装を予定していたのですが、一度塗装してみると妥協し難い小さな穴やヤスリ傷が目立ちました。ここで制作方法を変え、

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一度こちらのガイアノーツ肌色サーフェイサーで傷を埋める事にしました。

細かい傷はこれで殆ど埋まってくれますが、大きな窪みができたりしている場合は直接筆で塗り、埋めます。
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あとはしっかり乾燥した後に1000番程のヤスリで磨き、下地は完成とします。

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それぞれヤスリがけと下地を吹き終わりました。

台座は筆塗りでも味が出るだろうと思い、台座に付けるパーツを全て接着してサーフェイサーを吹きました。

次回は顔の塗装を進めた後全体にも着手していこうと思います。それではまた👋

ワンダーフェスティバル2020(冬)一部紹介

今年もワンダーフェスティバルに参加して参りました!!

といっても販売予定だったホーリーアリナの許諾が降りなかったので私自身ほとんど売るものが無かった訳ですが…。

まぁワンダーフェスティバルは企業ブースを始め、他ディーラー様の作品を見て周るだけでも十二分に楽しいイベントですから、しっかり楽しみます笑

撮影したのはほんの一部だけですが、まずは企業ブース様から

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こちらのフィギュアは写真に写る人からわかるようにスケールが大きめなんですが、そのスケールにあったクオリティがあり、今にも動き出しそうです。

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デコマス前の状態でも既に美しいですね。
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マギアレコードのフィギュアも続々と発表されております。私もいつかはこのシリーズのフィギュアの原型に携われたらいいなと、淡い感情を抱かせながら見ておりました。
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また、撮影は出来ませんでしたが1/1スケールのRe:ゼロから始める異世界生活のフィギュアがあったり、

もう少しで新作が上映されるエヴァンゲリオンのフィギュアも盛り上がりを見せていました。私も話がどのようにまとめられるのか楽しみです!

個人ディーラーさんの一部紹介に続く…

ワンダーフェスティバル2020(冬)一部紹介 続

前回の続きで次は個人ディーラーさんの作品を見ていきます。

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ほんとに個人ディーラー??と思うような

作品の数々に圧倒されながらも、自身の創作意欲を奮い立たせられます。

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こちらは以前のWFでもお見かけした作品ですが展示の方法、雰囲気がガラッと変わっており、魅せ方の勉強にもなるなと感じました。
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ボリュームがあるのに透明感が凄い…

費用は増えますがやはりこういったクリアパーツを使うことで、映えるフィギュアになっていますね!

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こちらのディーラーさんは毎回序盤に完売しているイメージ持っています、

生産コストも、掛かり過ぎず

かつ人気キャラで造形は勿論の事、色々と上手いなと思いました。

私も次回のワンダーフェスティバル参加は冬の予定をしていますが、まだ作るキャラクターも決めていないので、早めに決定して造りはじめたいです。

今回のWFで購入させていただいたガレージキットはディーラー名Once様のオーバーロード のキャラ6点セット(キャラ画像は私が用意しています)

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そしてSHINZEN造形研究所様のワシミミズク「獅木菟:しずく」を購入しました。

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塗装参考にお写真も

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私も墨入れだけでこんなに味が出る作品をいつか造ってみたいですねぇ〜^

以上。